【対戦写真】"Nevsky"対戦写真

2021年6月の千葉会で"Nevsky"を対戦。
わたしがルーシ(ロシア人)を担当し、敗北。

写真2枚。キャプション付。

 未経験者2人が対戦するのを、経験者1人がサポートするかたちで対戦。わたしがルーシ(ロシア人)を担当した。

 このゲームには興味があり、事前にルールブックを読んで対戦に臨んだ。
 本ゲームは、中世の軍事紛争を扱った汎用ルール"Levy & Campaign"シリーズの第一弾である。
 ルールは独特で、興味深い。ただ、ルールブックを一読しただけでは具体的なイメージはできなかった。YouTubeルール解説動画(リンク)を見るなどして臨んだ(しかし、実際に対戦すると、予習不足であったと感じた)。

 チュートン騎士団の侵攻という歴史的背景のとおり、基本ルーシは防御側である。これは、軍事活動をしなくても貿易で勝利得点を貯められるルーシに対して、敵地の占領や荒廃でしか勝利得点を得られないチュートンがルーシ領に攻め込むというかたちで再現されている。

 それでは、ルーシ側はいかに守るか。
 君主の補給源の位置から、チュートン騎士団は南部のプスコーフを主攻、バルト海沿岸を助攻とするとルーシ側プレイヤーは判断した。そこで、プスコーフに君主2人を入れて籠城戦で迎え撃つ。縦深を得るため、より前線のイズボールスクで守ることも考えたのだが、城の規模が小さく君主1人とその軍勢しか収容できないため、断念した。

↑ 開始時の様子。

 お互い初めての対戦で、ゲームは手探り・失敗しながら進む。チュートン騎士団はカードの選択に失敗し、バルト海沿岸でルーシの領域のカーイバラヴァまで進めるはずが、エストニアのナルヴァで停止してしまう。東に一歩下がったカポーリェを前線と考えていたルーシは、これ幸いにカーイバラヴァに軍勢を進め籠城させ、チュートン騎士団の来寇に備えた。
 ルーシ側にも手探り・失敗はある。ラーダガに招集した君主が使い物にならず、手番を無駄にしてしまう。
 バルト海方面は、双方のミスもあって痛み分けとなる。カーイバラヴァで攻囲・強襲が行われたが、砦は落ちず。招集期間が終わり、両軍勢が解散して国境に変化はなかった。もしカーイバラヴァが落ちていれば、チュートン騎士団は戦利品で招集期間を延ばせたので、ルーシには厳しくなっていたと考えられる。

↑ 南北でチュートンとルーシが接触中。

 南部ではチュートン騎士団がイズボールスクを順当に攻め落とし、プスコーフに攻め寄せる。しかし、ルーシはプスコーフに君主2人とその軍勢を籠城させている。プスコーフは城塞値が3なので、攻囲を続けて攻囲(Sieg)マーカーを積み上げていくには3人以上の君主が必要であった。

 移動や戦闘(攻囲する・されるも含む)をする度に、軍勢は規模に基づいて糧秣を消費する。消費できなければ、その分だけ従軍期間が短くなり、最悪の場合軍勢は解散してしまう。攻囲は攻撃側・防御側ともに糧秣を消費するが、手札に糧秣を+4するカードがあったので、持久戦は有利と考えていた。

 しかしチュートン騎士団プレイヤーは、輸送手段(荷馬車や橇)と補給をうまく使って、君主3人の軍勢を上手く補給して見せた。攻囲状態が維持され、攻囲(Sieg)マーカーが積み上がっていく。
 ルーシ側も、黒海貿易とバルト海貿易で民会(ヴェーチェ)に蓄積した硬貨で、このゲームのタイトルにもなっているアレクサーンドル(後のネーフスキイ)をノーヴガラトに招集し、プスコーフの救援に向かわせる。ここで弟のアンドリェーイも招集したがったが、ルーシ側プレイヤーのルール誤解で、招集できなかった。

 アジア騎兵も動員して戦力を充実させたアレクサーンドルはプスコーフ城内の軍勢と合流してチュートン騎士団に野戦を挑む。しかしチュートン騎士団は「丘」カードを使って、ルーシ側に射撃戦で大損害を与える。装甲防御の出目も悪く、ルーシ側は全ユニットが損害を受けた。

 全滅したルーシ側の2君主は、損失判定(損害を受けたユニットの再集結チェックのようなもの)にことごとく失敗し、全滅する。盤上に君主がいなくなったため、ルーシのサドンデスとなった。

 終了時の写真は取り忘れた。

 以下は、次回の対戦に向けて、ルール読み直しての振り返りである。

1 アンドレーイの招集について
 アンドレーイを招集できるのは兄のアレクサーンドルのみで、民会(ヴェーチェ)はできないというルール解釈で対戦した。3.4.1に「Aleksandrを召集できる君主はおらず、Andreyを召集できるのはAleksandrだけである」とあるからである。しかし、3.4.1の囲み文に「重要:ロシア陣営プレイヤーがAleksandrを召集できる方法はノヴゴロドヴェーチェの動員令(3.5.2)のみである。AleksandrとヴェーチェだけがAleksandrの弟Andreyを徴収できる。」とある。民会(ヴェーチェ)はアンドレーイを召集できるのか?
 
2 戦闘時の配置
 秘匿して同時配置とした。正しくは、4.4.1に従って、攻撃側が先、次に防御側である。

3 戦闘の解決
 戦列の中央・左翼・右翼毎にそれぞれ戦闘解決したが、正しくは全体を4.4.1に従ってラウンド順に解決であった。

戦闘ラウンドは以下の手順を順番に実行する。戦場離脱?、再配置、打撃。各打撃ステップはヒット、防御、敗走の順で決定する。


4 救援出撃について
 攻囲されている軍勢のいるロケール(区域)に、その軍勢の友軍が入ってきた際、合流して戦闘を行った。正しくは、攻囲されている軍勢は4.4.1の「救援出撃」に従って解決するべきであった。

5 ラスプーチッツア(泥濘期)の荷車について
 今回の対戦では、冬に間に決着がついて、ラスプーチッツア(泥濘期)まで進まなかった。ラスプーチッツア(泥濘期)では荷車が使えない。注意。

 対戦をインストしてくださった山田様のツイッターにも、写真が掲載されている。
 

 ルールブックを読むだけでは難しく感じたルールも、一度プレイしてみると腑に落ちた。理解を深めて、また対戦したい。

以上
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