【速報・対戦画像】ウォーゲーム『無条件降伏! 第二次世界大戦 in ヨーロッパ(Unconditional Surrender! World War 2 in Europe)対戦画像

 以前の記事で紹介した、オンラインでボードゲームを対戦できるサイト""Board Game Arena"で、ウォーゲームを見つけました。

 対戦画像ともども、報告します。『無条件降伏! 第二次世界大戦 in ヨーロッパ(Unconditional Surrender! World War 2 in Europe)』です。
 
 ちなみに、"Board Game Arena"は、インストール不要で、ブラウザで動くので、スマホからでも(画面が小さくて使いづらいときもありますが)手番を処理できます。

 1ターン1ヶ月、1ユニット1個軍で、第二次世界大戦のヨーロッパ戦域と北アフリカ・中東戦域を扱った陸戦ゲームです。

 ヘクスを使っていて、地上ユニットにはZOCがあるので、一般的な戦略・作戦級ゲームに見えます。
 しかし、システムは、非常に簡素化されています。戦闘は、攻撃側・防御側がサイコロを1個づつ振ります。それに、国籍・練度・航空支援や装甲支援・天候・地形による修整等を加えて、チャートで比べてを見て戦闘結果を求めます。ユニット毎の戦力の違いは原則なくて、国籍・練度・ステップ数などによる修整で全てあらわされています。

 また、『ドイツ戦車軍団』(エポック/国際通信社)のように、移動フェイズ/戦闘フェイズがわかれているのではありません。ユニット毎に活性化して移動・戦闘します。天候が良いときはオーバーラン(機動攻撃)が可能で、ドイツ軍の装甲部隊が、その国籍・装甲修整と相まって強さを発揮します。天候が悪化すると、活性化中に停止してから攻撃を宣言する強襲攻撃のみとなって、電撃戦の槍先も鈍ります。ただ、強襲攻撃は、参加するユニットを活性化させ、宣言後にフェイズプレイヤーの任意のタイミングで行われるので、複数ユニットによる攻撃(追加のユニット数が修整になる)が可能です。

 オーバーラン(機動攻撃)も強襲攻撃も、タイミングが任意なので、突破・包囲しての攻撃が有効です。包囲されて孤立したユニットは、それだけで不利な修整を受けるためです。

 シナリオも幾つか用意されています。1939年ポーランド戦と、1940年北欧戦は、実質ソロプレイのルール習得用だと考えられます。連合軍側は特にすることがないためです。

 1941年の独ソ戦シナリオを試してみました。無作為で海外のプレイヤーと対戦です。自動的に割り当てられた陣営は、ソ連でした。
 
↑ 対戦中の画面。灰色のコマがドイツ軍、赤いコマがソ連軍。

 ターンベースで、1日2手の目安(手番毎に持ち時間+12時間、最大で36時間。したがって、プレイヤーの選択の機会ごとに12時間~36時間あります)で対戦しました。

 ソ連軍は、開戦前の鉄道移動(戦略移動)で、北方に1個軍を派遣しました。それでもドイツ軍装甲部隊は前線を突破、瞬く間にモスクワとレニングラード前面に迫ります。しかし、森や沼地といった防御側に有利な地形を使い、ドイツ軍の前進を阻みました。

 逆に南方のドイツ軍は、早期にキエフを占領するものの、前進は兵力不足で停滞します。ソ連軍は、ハリコフを奪われたものの、ドニエプロペトロフスクを保持したまま冬を迎えます。

 1941年の冬は自動的に過酷(Severe)となります。さらに、ソ連軍にとっては、一段階緩やかで航空・装甲支援も弱いながら有効な悪天候(Poor)として扱われます。反撃のチャンスです。

 ドイツ軍中央軍集団は、スモレンスク-ブリャンスクの線で守っていました。しかし守り切れず、ヴェリーキエ・ルーキ-ドニエプル川-キエフの線に戦線を整理していました。スモレンスクでは、撤退できなかったドイツ軍装甲軍が、包囲されてステップロスしています。
 南方軍集団の戦域では、打撃軍も投入したソ連軍の反撃が功を奏して、ハリコフを奪回します。ドイツ軍とルーマニア軍に損害を与え、オデッサ-キエフの線まで前進していました。

 ここでシナリオ終了ターンを迎えます。ソ連軍の戦意(ユニットと都市の喪失で減少し、都市の奪回で回復する)が規定値を超えていたので、ソ連軍の勝利となりました。

↑ 終了時の様子。

 簡素化されたシステムで、大祖国戦争(東部戦線)がそれらしく動くのが楽しいです。オーバーラン(機動攻撃)や強襲攻撃の順番を考えるパズル・ゲーム的要素も興味深い。
 何より、長いゲームでも、ブラウザ上で動くので、対戦の機会と相手に事欠かないのが良いです。

 次は1941~44年の東部戦線シナリオに挑戦します。
 
以上
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